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月別アーカイブ: 2013年4月

レンガ調塗装を求めて

先日、弊社に川越市の方から見積もり依頼のメールが届きました。

 

下記の文章がその内容です。 本人の了解を得て引用させて頂きました。

 

 

 

昨年色々な思いから買った大事な家です。これからも大事に住んでいきたいです。

 

築年数は11年です。レンガ調の家にしたくてサイトで貴社に辿り着きました。深い趣のある赤レンガ調?でしょうか。小さな家だけど少し高級感ある感じにしたいです。数社見積りなど依頼しましたが、レンガ調に仕上げてくれるところは無く、丁寧な塗装屋さんはありますが、べた塗り以外では目地を塗る塗装屋さん、クリアで済ませる塗装屋さんがやっとみたいです。一度見積りをとって頂きたいのですが、川越は無理でしょうか?本当にダメだったら妥協するしかないのですが、このまま妥協したら後悔するのでどうかお願いします。

 

 

 

「よし、行こう!」多少距離はありますが、私はこの文章に大変心動かされました。

 

お会いし、お話を聞くとレンガ調の塗装を求めて、かなり施工出来る業者を探されたとの事。

 

思い描く仕上がりに施工してくれる所は結局見つからなかったそうです。

 

諦めかけた時、ネットで弊社を見付け、所在地が同じ埼玉県であった事からダメ元でご依頼されたとの事でした。

 

 

 

メールの内容、これまでの経緯を聞き、「遠方での作業」という事が、お断わりする理由にはなりませんでした。

 

むしろ、大変嬉しい気持ちになったのを思い出します。

 

試行錯誤して考えた弊社のサービスに、遠方から見付けて頂き期待を込めてご依頼頂く・・・・なんか、泣けてきますね(笑)

 

お任せ下さい、その期待を良い意味で裏切る最高の仕上がりを提供しますね。

 

 

 

 

この工法は同じ物が2つと無い、オンリーワンの外壁をつくり上げます。

 

まだ工事までお時間がありますので、「これだ!」と思える外壁を一緒につくり上げて行きましょうね。

 

塗装業界とデフレ?

弊社は朝日新聞がおススメする埼玉県の専門家Webサイト「マイベストプロ埼玉」に登録、掲載されています。

 

そのサイトを通じ、多くの新たなお客様と出会う事が出来ました。ありがたい事です。

 

その一方で登録者同士、色々な他ジャンルの方とも交流を持つ事が出来ました。

 

「一期一会」

 

仕事でもプライベートでも、人との出会いはありがたく大切にしたいものです。

 

「一塗一心」

 

ちなみに、これは私が考えた言葉です(笑)

 

その交流を持ったひとりにFPの佐藤毅史さんがいます。

 

彼は4月18日に一冊の本を出版されました。

 

一杯の牛丼から見えてくる日本経済の軌跡とこれから

 

~アベノミクスでデフレ・外食不況は脱出できるか!?~

 

 

自身の考えを一冊の本にまとめるって、凄いですね。尊敬します。

 

この本の中で「牛丼」に対してこんな事を言っています。

 

 

 

現在、大手数社による値下げ競争の真っ最中です。

 

確かに、値段が有難い事で家計にも財布にも有難いこの牛丼の本当の所を理解すると、日本経済の軌跡とこれから、そして長引くデフレ不況の解決法について理解する事ができるのです。

 

私が良く講演で使う言葉で本来の意味と乖離して使われる言葉に

 

‘金は天下の廻り物’

 

という言葉があります。この言葉の本質を理解する事で、これまでの牛丼業界をはじめとする飲食業界で繰り広げられてきた‘低価格販売戦略’は、自分で自分の首を絞めている行為であり、有難いと思っている低価格商品の広がりが、結果として、巡り巡って私たちの懐を寂しくし、日本経済の長引く不況・経済低迷を助長している事に気付くのです。    以下省略

 

 

 

これを読んだ時、多少形は違えど塗装業界に昔からある負の連鎖と同じだと気付きました。

 

昔から安さを武器に工事を受注する塗装業者は多く存在します。

 

すると、上記の本の内容と同じ負の連鎖が塗装業界全体に生じ、皆価格競争に巻き込まれていく・・・

 

そして更にここからが「牛丼」と「塗装」の違う所。

 

「牛丼」の様に安い時と通常価格の時の「品質」が同じであれば何も問題ありません。

 

仕事が欲しいだけで出来もしない安い金額で受注した「塗装工事」は通常価格の「塗装工事」と同じ「品質」は保てないと言う事。

 

安い価格の先に待っているのは「手抜き工事」という現実。これが更に業界全体に負のイメージを植え付けていくのです。

 

しかし、昨今ネットの普及などによりエンドユーザーは知識を付け、自分で自分の身を守る術を身に付けて来ました。これは素晴らしい事です。

 

相見積りの末、弊社をお選び頂く方が良く言うのが「安過ぎる所は、なんか心配でしょ?」ですよね?

 

志のある塗装会社だけが残り、お客様自信が知識を持ち目が肥えていけば、塗装業界のデフレは無くなるでしょう。

 

もし知識が無く不安に感じる方は、これをお読みください。

 

 

私が書いた本です(笑)佐藤さんの本の内容には到底敵いませんが、不安なあなたの手助けは出来ると思います。

 

小冊子無料進呈専用窓口  0120-116-413 (イイイロ、ヨイサービス) 無人対応なのでお気軽に応募して下さいね。 無料です。

 

アドグリーンコート認定施工店

「遮熱塗料」皆さんも一度は耳にした事があるかと思います。

 

ただその定義はなく、少しでも塗装して温度の変化が見られれば「遮熱塗料」と言われるようになる。

 

最近では、あれも遮熱に、これも遮熱・・・・一体何を選んで良いのやら?

 

そんな中、弊社が今一番力を入れている遮熱塗料が「アドグリーンコート」。

 

今までの遮熱、断熱と言われている塗料とは一線を画する、塗料だと言えます。

 

何がそんなに違うのか?

 

A、「遮熱」と謳われる塗料は、「反射率」が勝負。つまり太陽光の熱源である「近赤外線」を効率よく反射させようとする塗料。

 

B、「断熱」と謳われる塗料は塗膜の中に空気の層を作り断熱材代わりとなり、内部に熱を伝えない様にする塗料。

 

Bの断熱を謳う塗料は最近TVでも良く見掛けるので、塗装に詳しくない方も知っている程有名な塗料です。

 

Bの塗料は確かに効果は見込めますが、外の熱を内部に伝えないように「熱伝導率」を悪くしています。塗膜に蓄熱する仕組みです。

 

なので塗膜内に溜まった「熱」は夜、外気温が低下しても熱を放出できず熱溜まりをおこします。

 

これがいわゆる「ヒートアイランド現象」ってやつですね。

 

その逆転の発想で生まれたのが「アドグリーンコート」、なんと熱伝導率を良くしてしまったんです。

 

え?熱い物がそのまま熱く感じちゃうんじゃない?  普通そう考えますよね?

 

30℃を超える真夏日にガンガン太陽光を浴びた屋根材は80℃以上になります。熱伝導率が良いって事は、外気温に近づこう近づこうと、自ら熱を放出し始めます。

 

これをメーカーは「排熱機能」と呼んでいます。結果、本来卵焼きが出来る位熱せられる屋根材が外気温と変わらない温度に!なんと素足で歩けるようになるそうです。

 

このアドグリーンコートは「遮熱塗料」なので「A」で言った太陽光の熱源である近赤外線を効率的に「反射」し、さらに反射しきれなく溜まった熱を自ら「排熱」するというダブルパンチで効果が見込める「遮熱塗料」なのです。

 

ただ、このスーパー塗料にも弱点があります。

 

それは、この塗料に限った事ではありませんが、知識や志のない業者が粗雑な施工をすれば機能は発揮しないと言う事です。

 

そういったクレームを回避する為、メーカーが施工認定制度を導入しました。

 

この素晴らしい塗料は、腕の良い塗装会社だけに扱って貰いたい!メーカーとしては当然の考え方ですね。

 

当然、越谷NO.1を目指すマーブルもアドグリーンコートの認定施工店となりました。

 

これからドンドンこの素晴らしい塗料で越谷の屋根を彩っていきたいですね。

 

私達の努力の積み重ねで越谷市全体が、夏涼しく感じたりして?(笑)大げさですが、夢ですね。

 

証書も頂きました。何歳になってもこういうの貰うと嬉しいものですね。(笑)

 

 

サイディング塗装での失敗?大丈夫、私達にお任せを!

以前に外壁塗装工事を施工した時の逸話です。

 

ある日、外壁塗装のお見積り依頼のお電話を頂きました。 聞いた住所を頼りに伺ったのですが、「あれ?このお宅か?住所を聞き間違えたかな?」 表札と住所を見るとやはり間違い有りません。 「ん?」 私が戸惑うのも無理がありません。

 

写真で分かる様に、塗装工事したてのピカピカのお宅だったからです。 お客様にお会いし、お話を聞いみて初めて納得しました。

 

3年前、ソーラーパネルを設置する際、足場があるのでついでに塗装工事もしたとの事。 当時色を決める際、多忙故に夜薄暗い中、小さな色見本を見て簡単に決めてしまったようです。

 

そして実際に塗装されたマイホームの外壁を見てビックリ!

 

「こんな色だったか?」気付いた時には時すでに遅し・・・ピンク色の外壁になりました。 しかも意匠性のあるサイディングを1色で塗りつぶすと、こんなにも味気ない仕上がりになるとは・・・ そんな説明も当時施工した業者からは無かったと聞きます。 最初は驚きもしたが、いずれ慣れるかな?と思えど、時が過ぎても「あの時・・・」と後悔の念に苛まれるばかり・・・

 

数年が経ち、息子さんが「こんな塗装屋さん居るよ?」とネットで弊社と、オリジナル工法の「彩ディングEXコート」を見掛け、今回見積り依頼されたとの事でした。 「塗装工事したてなので、あまり予算も掛けたくないが、せめて下のピンク色だけでも・・・」という悲痛な声に私達が立ちあがりました。

 

閑静な住宅街の角地に建つこのお宅は大変目立ち「ピンクの家を曲がった所」など、不本意な形容でランドマークとなっていました。 私達の技術で良い意味でのランドマークにしよう!と心突き動かされたのを思い出します。 そして生まれ変わったのがコチラ

 

もう「ピンクの家」とは呼ばせません!旦那様にも大変喜んで頂けました。 元々大きな存在感のあるお宅でしたが、さらに重厚感が増しましたね。 近隣の方も一目置く新たなランドマークの完成となりました。 たかが色選び、されど色選び。 皆さん、慎重に選びましょうね? 仮に失敗したらご連絡下さい。私達マーブルが居ますから!!

 

毛細管現象とは?

毛細管現象って、ご存じですか?

 

屋根や外壁塗装に携わる私達にとって一番嫌な現象です。

 

簡単に言うと、「すきま」のような狭い空間を、重力や上下左右に関係なく液体が浸透していく現象の事を言います。

 

身近な所で言うと、スポンジなどは毛細管現象を利用した商品です。水分がスポンジの細かい網目状のスキマ、空間に吸い寄せられていくのは、この原理を応用したものです。

 

先程の話の中の「液体」は我々にとっては「雨水」ですね、いかに雨水を外部でシャットアウトさせるかが我々の仕事であります。

 

 

 

写真のような外壁にあるクラック(ひび割れ)や、シーリングの劣化に伴う割れ、痩せ、剥がれ、などから雨水は毛細管現象によりジワァ~っと内部に侵入してくるのです。怖いですね。

 

塗装前にこう言った「すきま」をケアしてあげるのが非常に大事になります。

 

では屋根はどうでしょう?

 

 

ご存じ「コロニアル」、「カラーベスト」の屋根です。だいぶ劣化してますねぇ・・・形状として屋根材の板が下から順々に重なり合っているのが分かります。雨が降ると、この上下に重なりあっている部分に毛細管現象が発生します。隙間からジワァ~っと上へ上へ雨水を吸い上げてしまうのです。

 

そこで塗装工事の際、登場するのがこちら

 

 

「タスペーサー」という縁切り部材です。通常下塗が終わった時点で重なり合う部分に差し込んでいき、適度な「すきま」を作っていきます。

 

「あれ?外壁の話の中では「すきま」を作っちゃいけないって言ってなかったっけ?」

 

なんて思った方もいらっしゃると思います。現代建築の中には2種類の「すきま」が存在します。

 

クラックなど後から劣化に伴い出来た「悪い隙間」と、元々排水性、通気性などを考えて作られている構造上必要な「良い隙間」があるんです。これはあえて塞いではいけません。

 

コロニアルの場合毛細管現象で水が上に上がってきても、適度に排水出来る構造ではあります。当然ですよね、そうでなければ全戸雨漏りしちゃいますもんね?

 

しかし雨が止んでも、狭いすきまに入り込んだ雨水はしばらく留まり、内部は蒸れた状態が続きます。

 

この「蒸れ」要は「湿気」ですね、骨組みとなっている木材には天敵、長年そういった状態が繰り返されれば内部の木部を腐らせる原因となりかねません。

 

そこで「タスペーサー」を差し込み適度な隙間をつくる事で、毛細管現象の発生を緩和し「水はけ」「通気性」を確保してあげるわけです。

 

もうひとつが「縁切り」の為。縁切りとは塗装した際、コロニアルの板同士が塗料でくっついてしまわない様にする行為です。何もしないでコロコロ塗ってしまいますと全部くっついてしまいます。

 

板同士が塗料でくっついてしまうと、先程の毛細管現象で上に上がった雨水の出口が無くなり、内部に留まり続け、内部の劣化を急速に早める結果となります。

 

そうならない為の「縁切り」昔は塗り終わった後、くっついてしまった板と板とをカッターや皮スキで切り離すという労力の掛かる行為をしていましたが、今はこういった便利な部材があるので必要ありません。

 

やっぱり考えたのはペンキ屋さんなんですかね?

 

しかも、そういった隙間に入り込んだ塗料は未硬化状態となり、しばらくグチュグチュしたまま。カッターで切れ目を入れたところで、また未乾燥の塗料同士がくっつき合い、隙間をふさいでしまうんです。

 

必要以上に予算を掛けたくなく「そんなの必要ないよ、カッターや皮スキで縁切りすれば良いんだよ!」なんて言ってる昔ながらの考え方の会社は今ではナンセンスです。

 

ましてや、リフォーム会社の下請けを低賃金やってる所に至っては縁切り作業自体行われていないケースも見受けられる次第・・・・

 

志を持った仕事をするにはそれなりの知識と予算が必要だと言う事なんですかね?

 

当り前の事をやるのは必要経費だと私は思うのですが・・・品質は会社の考え方で様々なんて・・・変な業界です。

 

 

こういった細かい工程を得て屋根、外壁は以前にも増した強度を持ち生まれ変わるのです。

 

さすが、手を掛けているだけあって、良い色艶でてますねぇ~。